【東京で治療をお考えの方へ】鼠径(そけい)ヘルニアは日帰り手術が可能です

「鼠径(そけい)ヘルニア」は、「仕事が忙しくて長く入院していられない」などの理由から、そのまま放置されてしまうことが多い病気です。症状に気づき始めた初期の段階は患部の痛みや違和感などがあまりないので、症状が悪化してからようやく医療機関を受診されるという方が多い傾向にあります。

鼠径ヘルニアの場合、症状を放置したことで「嵌頓(かんとん)」という状態になる可能性があり、もし万が一嵌頓(かんとん)になってしまうと激しい痛みを引き起こし、腸閉塞や腸の壊死などの命にかかわることもあります。
そうなれば、緊急手術が必要となり長期の入院治療になってしまう可能性があるため、鼠径部や太ももの付け根あたりにふくらみやこぶ、しこり、あるいは違和感などがある場合は痛みがなくても医療機関を受診されることをおすすめします。

忙しくて手術に踏み切れない方にこそ安心の日帰り手術

鼠径ヘルニアの診察・治療

「鼠径(そけい)ヘルニアの症状を自覚はしてはいたけど、忙しくて手術を受けている時間がない」というお悩みを抱えている際は、一度専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
治療を先延ばしにして症状が悪化してしまうと、治療が長引くといったリスクがあるからです。こういったリスクを軽減するには、医療機関を受診して早期に診断を受け、早期に治療を受けることが大切です。

「鼠径ヘルニアの日帰り手術」は、手術を受けた当日に退院できることが特徴の手術です。 多くの患者さんが初診に1日、手術当日に1日と計2日間の通院で診察と治療を受けることができるため、「東京に暮らしていて仕事を長く休めない」、「自宅を長期間あけておけない」、「できるだけ入院はしたくない」といった患者さんの時間的な負担を抑えることができます。

完全予約制でスムーズに診察や治療を受けられる

鼠径ヘルニアの日帰り手術を利用される多くの患者さんは、あらゆる理由から短期間での治療を望まれています。そのため、鼠径ヘルニアの日帰り手術を受けられる医療機関では、基本的に「完全予約制」のシステムを採用しています。
初回診察の日時があらかじめ決まっているので、少ない待ち時間で診察を受けられる他、視診や触診、問診により鼠径ヘルニアであると診断され手術を希望される方は、初診診察当日に術前検査を済ませることができます。

術前検査は、採血による血液検査や息を吸って吐いてを繰り返す呼吸機能検査、それに心電図検査が行われます。また、鼠径ヘルニアの情報をより詳しく知るために、場合によってはCT検査を行う場合もあります。鼠径ヘルニアの専門医であれば診断はそれほど難しいものではありませんが、鼠径ヘルニアを再発した方や、他の疾患が疑われる方にはCT検査が勧められています。
このように、初診診察から術前検査まで1回の来院で受けられることが鼠径ヘルニアの日帰り手術の大きな特徴の一つです。

日帰り手術が安全に行われる理由とは?

鼠径ヘルニアの診察・治療

はじめての手術で色々と不安を抱えている方も多いかと思います。ただし、鼠径ヘルニアの日帰り手術の場合、完全無痛で手術中の痛みは全く心配する必要がないですし、腹腔鏡(内視鏡)による手術はキズが小さく、痛みの少ない傾向にあるので、忙しくて入院できないと心配されている方も手術当日に帰宅することが可能です。

・身体への負担が少ない腹腔鏡手術
日帰り手術が安全に行われている医療機関では、「腹腔鏡」による手術が行われています。切開部分が5mm~3mmと小さいキズで済むので、大きく切開する手術に比べて患者さんの身体的な負担を最小限に抑えることができます。キズが小さいので術後は1ヵ月ほどでキズが目立たなくなってきますし、術後ケアも万全なので手術後の痛みに不安を抱えた方でも安心して治療を受けることができます。
・専門の麻酔科医と連携している
鼠径ヘルニアの日帰り手術が安全に行われる理由は、腹腔鏡を採用していることに加え「専門の麻酔科医と連携している」ことが大きなポイントになっています。全身麻酔をすると長時間の手術をイメージされる方も多いですが、鼠径ヘルニア日帰り手術の場合、日帰り手術に有効な麻酔薬を使用する他、専門の麻酔科医が患者さん一人ひとりに合わせて快適な麻酔量を調整しているので、多少個人差はありますが多くの患者さんが術後30分ほどで問題なく動けるようになります。
・日帰り手術に適したオペ室の完備
日帰り手術を可能にする高性能な機械(麻酔器、腹腔鏡システム、高周波手術装置など)を手術室に導入し、「日帰り手術に適したオペ室を完備」することで安全、迅速な手術を実施することができます。
また、手術において起こり得る不足の事態を想定した安全対策が徹底されていることも、鼠径ヘルニア日帰り手術が安全に行われる理由の一つです。中には、全く使用されることなく処分される薬もありますが、どのような事態が起きた場合にも適切に対応できるように薬やAEDなどを常備されています。

このような安全対策がきちんと徹底されている病院であるかどうかは、鼠径ヘルニア日帰り手術を採用している医療機関の実績などを参考にされることをおすすめします。これまでの症例について詳しく掲載している医療機関の方がより信頼できますし、些細なことや不安な点を事前に相談することで手術に対する不安を軽減させることができるはずです。
・診療システムが合理化されている
病院組織が大きく複雑になると、一人の患者さんに対して多くの職員が関わることから、どうしても情報共有に時間がかかってしまい入院が必要になります。
その一方で、鼠径ヘルニアに特化した設備を有している専門の医療機関では、医療チームが常に固定されていることから情報共有に手間がかかりません。診療システムが合理化されているため、診察から手術、手術後の管理までの情報共有に無駄がなく、入院せずに帰宅したいという患者さんの希望に応えるために適切な対応をしていることが大きな特徴です。

家族の励ましで鼠径ヘルニアの早期診察・早期治療につなげてください

鼠径ヘルニアの診察・治療

手術と聞くと大がかりで長期の入院が必要になる、といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、従来の手術法であればキズが大きく回復までに時間がかかるため、最低でも1週間ほどの入院を余儀なくされていました。
しかしながら、日帰り手術に有効な麻酔薬が登場し、腹腔鏡によってキズも小さく、痛みの少ない手術を受けられるようになってからは、多くの患者さんが手術を受けたその日のうちに帰宅されています。

鼠径ヘルニアは身体の中でもデリケートな部位に起こる病気なので、診察を受けることを躊躇されている方が多いようです。しかし、その症状を放置してしまえば状態が悪化して緊急手術が必要になるリスクが生じることもあるので、鼠径ヘルニアの早期診察・早期治療につなげるためにも一番身近なご家族が患者さんに寄り添い、励ましてあげることが非常に大切になります。
「東京で鼠径ヘルニアの手術を考えているけど、はじめての手術で不安」という時は、初診からご家族が患者さんに付き添って、治療方針の説明などを一緒に聞いて安心させてあげてください。ご家族からの励ましがあれば、患者さんの不安も大きく和らいで積極的に治療を受けようという力がわいてくるはずです。

おとなの鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、根治には治療が必要です。早めに治療を開始したほうが、嵌頓(かんとん)などのリスクを軽減できますし、最近は医療技術の発展と有効な麻酔薬の登場により、キズを小さく痛みの少ない鼠径ヘルニア手術が可能になっています。
腹腔鏡を使う手術であれば「日帰り手術」も十分可能なため、忙しくて手術に踏み切れない方の身体的な負担だけでなく、時間的な負担も軽減することができます。